人類を「ニンゲン」にしたエネルギー(Byタイタイさん)

2023年、明けましておめでとうございます。今年もCOCOSTA講師陣の皆様、受講生の皆様、よろしくお願いします。

新年早々ドル円は一時130円を割るなど話題に事欠かないですが、最近面白い本があったのでここに載せておきます(出版されたのは2021年なんですが)。

古舘恒介『エネルギーをめぐる旅』
この本は太古以来の人類の歴史を人間とエネルギーとの関わり、という視点で叙述したものです。
例えば、人類は火というエネルギーを手にすることによって、食物を消化したり、抗菌などに費やすはずだった体内のリソースを脳に振り向けることが可能になり、文明の発展の足掛かりを得たことが古い地層から推察される、というような感じで話は進み、現代の社会の問題の本質とそれにどう向き合うかに至ります。

真偽はともかく、とても面白く読めます。
人の命をつなぐものは食料であるが、人を人として産み、人であり続けさせるものはエネルギーであるというのが感想ですね。
面白そうだと思われたらどうぞw

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