ここに2つのチャートがあります。
あるFXブローカーのUSオイルとUSDCADです。
USオイルの方は21時に反転上昇の陽線をつけました。
一方、その頃USDCADは天井圏をうろちょろしています。
22時。USオイルは更に陽線をつけ、上昇は強くなることを思わせます。
USDCADの方はまだ天井圏をうろちょろ。
さすがにここまで来るとオイルに引っ張られてCADは上昇(USDCADは下落)するだろうことは想像できてくるのではないでしょうか。
はたして、23時にとうとうUSDCADも大きな陰線をつけました。
当然金利差などの要因も考慮しないといけませんが、このオイルの強い上昇はCADも放ってはおかないでしょう(笑)。
ということで、オイルの行方を見ながらUSDCADでショートポジションを取るということが機能した場面でした。
いつもこんなにハッキリと追随するわけではないでしょうが、たまにはこんなカンニングを使えることもあるというお話でした。
PS このやり方はWTI(USオイル)とカナダドルは関連性があるので、条件にもよるが、お互いに相関して動くことがままある、というココスタで散々言及される基礎知識を基にしています。
このペア以外にも意外なものが様々な理由で相関するということはココスタで学べます(笑)。