たまにはこんなこともある-カンニング-

ここに2つのチャートがあります。
あるFXブローカーのUSオイルとUSDCADです。



USオイルの方は21時に反転上昇の陽線をつけました。
一方、その頃USDCADは天井圏をうろちょろしています。
22時。USオイルは更に陽線をつけ、上昇は強くなることを思わせます。
USDCADの方はまだ天井圏をうろちょろ。
さすがにここまで来るとオイルに引っ張られてCADは上昇(USDCADは下落)するだろうことは想像できてくるのではないでしょうか。
はたして、23時にとうとうUSDCADも大きな陰線をつけました。

当然金利差などの要因も考慮しないといけませんが、このオイルの強い上昇はCADも放ってはおかないでしょう(笑)。

ということで、オイルの行方を見ながらUSDCADでショートポジションを取るということが機能した場面でした。
いつもこんなにハッキリと追随するわけではないでしょうが、たまにはこんなカンニングを使えることもあるというお話でした。

PS このやり方はWTI(USオイル)とカナダドルは関連性があるので、条件にもよるが、お互いに相関して動くことがままある、というココスタで散々言及される基礎知識を基にしています。
このペア以外にも意外なものが様々な理由で相関するということはココスタで学べます(笑)。

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全然アリだと思います。
2300-2305の辺りは参加者間でも共有されていたのではないでしょうか。
原油の80が分水嶺になっているので出口(手仕舞い)も割り切れますね。

資源国の鉄板の銅・豪ドルもわかりやすいですが、これは数日~数週間のイメージで、オイル・CADは秒~クローズ、~数週間~数カ月で一気通貫のような。
ただ、兵法論的には数秒~クローズでとどめを刺すのが理想ですね。(でなければ自分が参加者になってしまうので。)
数週間から数カ月のスパンの機会は、今年は3月初旬の一回くらいだったのでしょうか・・・
一回でもあればすごいですね。

いや、目の付け所がさすがです。

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時間軸のお話、とても参考になります。
今現在の原油相場とそれを参照する形でのポジション取りはなるほど数日以上のスパンは怖いという感覚です。
せいぜいその日のクローズまでを締め切りとするのが、現状の原油相場で比較的安全に立ち回るためには必須の態度でしょうか。

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キリ番で揃っているあたりが、夏を感じさせます。

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